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中間領域

建物だけじゃない

今、日本の住宅性能が見直されて高性能住宅建築が広がり、環境負荷を抑えることはできますが、単に環境負荷を抑えた建物をつくるだけで良いのでしょうか。高性能な住まいの周辺をコンクリートやアスファルトで固めてしまっては、自分は快適でも、その地域が快適ではなくなってしまいます。​私たちがつくる住まいは、建物周辺環境までを考慮した建築です。

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内と外の中間

住まいは室内だけで完結するのではなく、お庭に開いて限られたお家でも大きく暮らすことができます。ウッドデッキや縁台は、内と外を繋ぐ中間領域となり、暮らしが豊かになります。家の外も暮らしの空間として過ごす工夫もご提案しています。

食べる庭

見るだけでなく、食べて楽しむ庭づくりを推奨しています。木々があることで四季の移ろいを感じることができますが、実がなればそれを食す楽しみができ、その木に集まってくる動物もいます。

​たった1本の木でも、自然界の沢山のことを教えてくれるのです。

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1坪の畑から

土を残して、1坪の畑から始めてみませんか?

土があれば、植木鉢を買わなくても種や苗を植えることができます。そして大きく成長し、実る、収穫して食ベる。そのサイクルが自分に庭でできることは豊かなことだと思うのです。1坪のスペースでも、野菜は作れます。小さな畑から始めてみませんか?

緑のカーテン

ゴールデンウィークには、南の窓・西の窓の前を中心に、夏野菜を植えてグリーンカーテンの準備をしましょう。ゴーヤやキュウリ、朝顔、ヘチマ。その年によって育てるものを変えても楽しい。

​緑のカーテンから差し込む陽は、心地よくて、窓がキラキラ輝いているように見えます。

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私たちが
​これらを推奨する理由

その1

夏の温度

高性能住宅の内と外の素材違いによる表面温度を測定しました。夏の暑い熱を蓄熱する大きな要素は、アスファルトとコンクリート。

右写真のように、コンクリートと土の部分で、表面温度に10度の差があることが分かります。さらに、水分を含んだ木の枝葉は36℃。コンクリートと枝葉では、15℃程の温度差があります。

夏、大きな木の木陰に入ると涼しく感じる理由が、これでよく分かりますね。家も同じことなのです。

一番暑い熱が入る窓に木陰ができたら、室内は暑くならないのです。だから、木を植えたり、緑のカーテンをつくることを推奨するのです。

逆に高性能住宅の周りをコンクリートで固めてしまったら、自分の家の周りを熱を蓄熱し続けていることになります。そんな家が何軒も連なってしまうと、その街全体の温度が上昇することも考えられるのです。

その2

もしもの備え

大きな災害でスーパーの食料買い占めが起こったり、食料自給率が低く、輸入に頼っている日本が食糧難になる可能せもある。

いつ、どんなことが起こるのか分からない今の時代だからこそ「自分で食べるものは、自分で作る」こと大切さを感じます。家も食も、命に直結するものです。

もしもの時に、庭に柿が実っていたら。畑に小松菜があったら。土と緑に助けてもらうシチュエーションもあるかもしれません。

普段の生活は実りを楽しむことは、もしもの時の安心感に繋がるように思います。

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見えない部分が大切

建物性能

建物は凹凸のないシンプルな四角形の総2階で構成したシンプルな構造で建築し、暑い寒いのない高性能な住まいを、高品質でつくります

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街の風景となる

​デザイン

建物は性能だけではありません。建物価値を持たせるのにデザインは不可欠。街の風景として記憶され、みんなに愛され続けるデザインを大切にします

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建物だけじゃない

​庭中間領域

​高性能な住まいで省エネとはいえ、機械に頼るだけの暮らしではなく、太陽の光や熱、風などを自然のエネルギーを活用することで、地球に優しい住まいになります

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