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​記事|

堀越佳琳

2023-08-28

畑で採れた卵?!



みなさんこれはなんだと思いますか?

いえいえ、けして卵ではございませんよ。

答えは白ナスです。先日トコみどの畑に行った際に収穫をしてきました。


春に蒔いた小さな、小さなタネがようやく実り、無事に収穫を迎えることができました。

一般的にナスは黒紫色といったイメージがあるのではないでしょうか?

私も生まれながらにして、この度初めて白ナスという野菜があることを知りました。普通の黒ナスに比べ果肉が柔らかく、みずみずしさを感じられるそうです。

また、白ナスは加熱調理がおすすめとのこと。加熱をすると実がジュワッととろけ、上質な滑らかさを楽しめるそうです。


さてさて、この収穫した白ナス。

どう調理して食べようかな…正直なところ、私はあまりナスが大好きというほど好きな部類ではありません。しかし、せっかく自分で育てた野菜!美味しく食べなくてはもったいない!


ナスは煮浸しや素揚げといった食べ方が多いイメージですが、今回はご飯が進むガッツリしたメニューが食べたい気分。

Google先生を頼りに、色々レシピを検索…



悩んだ結果、今回は白ナスの豚肉巻き~照焼ソース味~に決定!ナスが苦手な方にもぜひ試してみてほしい、そんなメニューです。


ナスはヘタを取り、縦に半分しおよそ1㎝幅に切ります。10分程水にさらした後、よく水気を拭き取りナスの周りに豚バラ肉を巻いていきます。


おっと、お肉巻き過ぎた・・・お肉が足りない!

ここで欲張ってはいけませんね。お肉の巻き過ぎはお金も食べた時に感じるナスのよさも減ってしまいますので少々ご注意ください。

フライパンを温め油を引き、中に火が通るまで焼いていきます。

十分に火が通れば照焼ソース(醤油・酒・みりん・砂糖)を絡めて出来上がりです。


こんがり焼き上がった照焼ソースの香りが食欲をそそります。



お味は…

口に入れ噛んだ瞬間、肉の旨みが染み込んだとろけるナスと甘辛い照焼ソースがマッチしてたまりません。これはついついご飯も進んでしまいます。

今回は自分で育てたというせいもあるのでしょうか。なんだかいつもより、ナスがおいしく感じました。

トコみどのテーマである「循環」。

土を耕し、種を買って苗を育て、作物に。そして収穫し、おいしく頂く。



今回は自分で実際に体験し、食の大切さや作物を育てるということの大変さを改めて知ることができました。

また、自分で経験することができからこそ、より美味しさを感じ、大変だったこと楽しかったことなど色々な思い出も生まれていくのではないでしょうか。

これからも、まずは自分が経験してみるということを大切に、より暮らしの楽しさ、土を残していくことの大切さなど皆様に伝えられるようにしていきたいです。


8月も残りわずかとなりました。着々と秋の空が近づいてきています。

厳しい暑さはまだまだ続きますが、皆様お身体にお気をつけてください。目まぐるしく過ぎていく世の中、一日一日を大切に過ごしていきたいですね。



お米の観察

最後に、5月にスタッフと田植えを行った米沢の田んぼのお話しです。

お盆休みに帰省した際、どのくらい成長しているか様子を見てきました。田植えをした時は地面に張った水面が見え、慣れない手付きで植えた苗が、一目見て曲がっているのが分かってしまう状態でした。しかし約2か月経つと、こんなにも成長するのです。



山形に住んでいた頃は気にも止めることがなかった作物の成長。自分が携わったことで、成長のスピードに驚かされました。

風になびく青々とした田んぼ。外にいるのに見ているだけで涼しくなります。今年は暑さが厳しいせいなのか、早くも穂が出始めていました。



「今年はいつもより収穫が早まるかな・・・」

祖父母とそんな話をし、秋の稲刈りがまた楽しみになりました。

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