山口 愛莉沙

自分のものさしを持つとこと。

小学生の頃から家を見るのが不思議と好きで、不動産広告をみたり、母に建物を見に連れて行ってもらったり、ミニチュアを集めたり、自分で作ったり。中学３年生の時、運動は好きだけれど勉強が好きになれず…。高校３年間同じ時間勉強するなら好きなことを勉強しようと工業高校へ。卒業後、増木工務店（当時:増木工業）へ現場監督として入社•埼玉へ上京。

そんな経緯で好きなことを仕事にできている今、一期一会のモノづくりに自分が携わらせて頂くことの喜びと、その責任を全うする人間でありたいと思います。

建築家•宮脇檀さんの言葉「目を養い手を練れ」の言葉を胸に、誰よりも建物を見て、つくり手の思想に触れて自分を高め、誰かの意見に流されるのではなく自分自身でモノの良し悪しを区別できる目を持ち、実務では常に「自分だったらどう思うか」を問いかけながらモノづくりに携わっています。
自分が見て、触れて、体感して「良い」と思える建物をつくり、発信して、共感して下さる方々と繋がっていきたいと思います。
モノの判断をする時、私の最後の基準は「人」。人の魅力は、モノづくりにそのまま反映されているような気がします。