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【雨庭とは?】雨水と土から考える、のきの根の街づくり
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》街に降った雨は、どこへ行く?
家を建てる際、新座市では雨樋から集めた雨水を敷地内で浸透処理するよう指導があります。雨樋の先に、雨水浸透桝を設置したり、のきの根のように大規模の宅地開発の場合は浸透トレンチ管を設置します。

一方で、駐車場のコンクリートなどに降った雨水は、水勾配によって道路へ流れていくことも少なくありません。屋根の雨水だけでなく、敷地全体に降った雨をどう受け止めるか。
雨水をすぐに流すだけでなく、土に浸透させ、植物を育てるために活かす。そんな考え方が、雨庭です。
》そもそも「雨庭(あめにわ)」とは?
雨庭とは、屋根や駐車場、アプローチなどに降った雨水を集め、一時的に貯留したり、ゆっくりと地面へ浸透させたりするように工夫した庭のことです。
一般的に、敷地に降った雨水は、排水設備を通じて道路や下水道へと流れていきます。
しかし、雨水をすぐに敷地の外へ流すのではなく、土や植物、砂利などの力を借りながら、敷地の中で受け止めるという考え方があります。
雨庭では、雨水が一気に流れ出すのを抑えながら、土の中へ水を浸透させ、植物が育つ環境を整えます。地面にしみ込んだ水は、土壌を潤し、木々や草花の成長を支えます。さらに、雨水の流れや地面の状態を工夫することで、雨の日も晴れの日も心地よい庭の環境を育んでいきます。
つまり、雨庭は単に雨水を処理するための設備でも、緑を楽しむためだけの庭でもありません。雨水の流れを整えることと、緑豊かな環境を育てることを、ひとつにつなぐ仕組みです。

》雨水を「流す」から「受け止める」へ

雨水を側溝や排水管に集めて速やかに流す

雨水を一時的に受け止め、浸透や植物への利用につなげる
どちらか一方が正解というわけではありません。
排水設備による安全性を確保しながら、雨庭を組み合わせることで、雨水を地域の中で活かす選択肢が広がるよう、私たちは雨庭をつくっています。
》400坪の街づくりに、雨庭を取り入れる理由
一軒の庭で雨水を受け止めることにも、もちろん意味があります。雨水を土に浸透させ 、植物を育み、身近な自然を豊かにする。その小さな取り組みも、街の環境を育てる大切な一歩になります。
のきの根で目指しているのは、そこからもう一歩進んだ雨庭づくりです。

約400坪の敷地全体を見渡し、土の状態や水の流れ、緑の配置を考える。11の住まいと庭、通り道、周辺の緑を一体として計画することで、一軒だけでは難しい、雨水の受け止め方や緑のつながりを街全体で考えることができます。
一軒の庭から、街全体の環境へ。
家を建てるだけでなく、雨水が巡り、緑が育ち、自然の働きが暮らしの中に息づく街をつくる。それが、分譲地全体で取り組む、のきの根の雨庭づくりです。
》雨水から、これからの街の暮らしを考える

雨は、ただ排水するだけのものではありません。
土に浸透し、植物を育て、街の環境を豊かにする可能性を持っています。
雨庭をきっかけに、雨と土と緑の関係を見直す。のきの根は、そんな視点から、これからの街づくりを考えています。

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