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自然と環境

廃棄物から環境を考える

記録的な猛暑が続いています。

本気で環境と向き合わなければ、日中に外出することすら難しい時代がやってくるかもしれません。


私たちは、ただ建物を建てるだけでなく、土を残して緑を植えることや、将来の解体まで見据えた住まいづくりに取り組んでいます。

そんな中【ごみをごみにしない社会「Zero Waste Design」産業廃棄物の再資源化・減量化率98%を達成する】を理念に掲げ、産業廃棄物の98%以上再資源化に取り組む企業、石坂産業様とご縁があり、事務所受付スペースの改修工事を行わせていただくことになりました。



資源化の現場

石坂産業焼却炉の見学。産業廃棄物に98%以上の再資源化を実現している。

こちらは昨年末、工場内を見学した際の画像です。

焼却するのではなく、重機や手作業で細かくし仕分けして再資源化する現場です。工場は毎年多くの見学者が訪れ、一般の方が工場を訪ね、環境やごみに対する理解を深める学びの場にもなっています。




学びの場

石坂産業様が管理する敷地内には、かつて不法投棄が繰り返され荒れ果てていた雑木林を再生した「三富今昔村」があります。ここは、人と自然、そして技術が共生する里山として再生された場所です。


三芳町・石坂産業、今昔村。

三芳町にあるこの今昔村では、「くぬぎの森交流プラザ」を拠点に、地元野菜を使った料理の提供や、手づくりパン・お土産の販売なども行わせており、食や文化を通して自然と触れ合う体験ができます。



改修工事

一般的には、壁材に漆喰や珪藻土などの自然素材を使用しますが、今回は施工性を重視し、「モイス」という内装仕上げをご提案しました。

モイスは珪藻土やバーミキュライトなどの鉱物を固めて製造された面材のため、撤去後も土に還るまさに再資源化が可能な素材です。

事務所の休暇日ごとに施工を進めるため、養生期間が不要で翌日から通常業務を実施してもらえることもメリットの一つでした。

そして何より、調湿・消臭効果にすぐれ、室内の空気質が変わります。カウンターは、埼玉県の西川材で大工さんに収納兼カウンターデスクを製作していただきました。



働く人も、訪ねた人も手に触れる所は地域材と手づくりカウンターでほのかな木の香りや、経年変化を楽しんでいただけたらと思っています。

完成は8月末の予定です。変化を楽しみにしています。




素敵な出会いから循環へ

昨年、髙木の自宅を性能向上リノベーションして、自然素材と小さなエネルギーで暮らせる住まいになりました。さらに、コンクリートだった駐車場を雨水が浸透する仕組みへ改良したいと考えていたところ、石坂産業様の再資源化を利用して地中に層をつくり、坂からアスファルトを通り流れてきた雨水を受け止め浸透できる駐車場に工事することになりました。


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想いを続けていれば出会いたい人に繋がるのですね。

工務店だけではできなかったことが少しずつ形になり、大きな流れが地域に生まれていくように思います。

記事|
髙木

2025年8月8日

記事|
髙木

廃棄物から環境を考える

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